私たちの身近には多くの金融機関が存在します。私たちは金融機関を、お金を預金すること、お金を借りること、お金を運用することなどの目的で利用します。現在、銀行などの預金金利は限りなく0%に近い水準ですので、預金のメリットは大きくありませんが、個人向けローン商品は色々なタイプのものがありますので、利用されている方は多いのではないでしょうか。
担保・保証人の必要のないカードローンは多くの方が利用されています。また、資金使途を問わずに利用できるフリーローン、教育ローン、住宅ローンなどの目的別ローンなど様々なタイプのローン商品を各金融機関で提供しています。
特に、住宅ローンの金利は過去に例のないほど低金利になっていますので、マイホーム購入を検討している方も多いようです。例えば、住信SBIネット銀行の「Mr住宅ローン」は、2014年10月1日現在で変動金利(通期引下げプラン)年0.65%、固定金利2年(当初引下げプラン)年0.48%、固定金利10年(当初引下げプラン)1.12%、固定金利20年(当初引下げプラン)年1.74%の低金利設定です。
Mr住宅ローンのご利用には審査がありますが、審査に通れば20年間固定金利1.74%で利用できるのはメリットが大きいといえるでしょう。また、Mr住宅ローンは団信・8疾病保障の保険料が無料だという利点もあります。
ローン商品の利用は、かならず審査があります。金融機関が最も重視するのは約定返済が円滑に出来るかどうかです。そのために、安定した収入があることを第一条件としていますので、審査に落ちる原因のトップは、返済の確実性が無いと判断されることでしょう。審査の際に所得を証明する源泉徴収票などの提出をしますが、その他勤務年数なども影響する場合があります。
例えば、転職を繰り返す、無職の期間があるなどは審査に落ちる原因になるでしょう。また、信用情報機関に債務状況の確認をしますので、ブラックリストに載っている、自己破産者などは当然審査に落ちる原因になります。
住宅ローンは、最長35年間のローン期間を設定出来ます。長期にわたり返済を続けますので、金利が低くてもトータル的に支払う利息は膨大な金額になります。特に変動金利の場合今後の金利上昇を考えると、金融機関が融資してくれるからとローンの額を大きくしすぎると、返済が困難になるリスクがあります。自己資金を十分に確保し、余裕を持った資金計画を立ててローンを組むようにしましょう。